普門寺は、今から約450年余前の永禄年間(1558~1570)に開創され、開山から現住職までに29世を数える古いお寺で、真言宗豊山派に属しています。
開創当時は、現在の埼玉県八潮市木曽根という場所にありましたが、埼玉県から東京都を流れ東京湾に注ぐ一級河川 中川の改修事業への協力の為、昭和59年に、現在の八潮市南川崎の地へ移転しました。
普門寺は、武蔵国三十三観音霊場の第十九番札所となっており、12年に一度の武蔵国三十三観音霊場 総開帳の期間は、多数の参拝者で境内が賑わいます。
境内には、樹齢350年を超える「普門寺の多行松」やしだれ桜があり、四季折々の趣があります。